瀬口 有紀さん

自己紹介
瀬口有紀(せぐち ゆき)
採用定着士、国家資格キャリアコンサルタント

1977年 兵庫県生まれ 同志社女子大学 英語英文学科卒業
転勤族の会社員の父と専業主婦の母の間の一人っ子。

7歳の時に父親の転勤で松山に転居。
バブル崩壊後に社会に出た、いわゆるロスジェネ世代。
就活は40社以上面接を受け、たった一つ内定をいただいた松山の航空系ホテルに新卒入社。その後、ベンチャー企業、上場企業等で営業職の会社員を経験したあと2010年に研修講師として個人事業主にて独立。直後にリーマンショックが到来しつつもお客様に助けられ現在に至る。プライベートでは28歳で結婚、1年後に離婚。37歳で1年の期限付きで婚活スタート、38歳の誕生日に結婚。40歳で男児を出産し現在は夫と息子の家族3人。

.【現在の活動分野】
キャリアコンサルタント:おもに仕事を探している人の支援
採用定着士:企業の人財の関わる(採用や定着)支援
★採用定着チャンネル「えひめイイ会社ナビ」

【働く上で大切にしていること】
①ミクロな一歩でも、社会が良くなるお手伝いが出来る仕事
私は新卒で社会に出た時代がバブル崩壊後で、私たちの世代は一番ニートやフリーターが多い世代と言われています。就活にも苦労したせいか、「何のために働くのか」ということを私自身、最初のキャリアからずっと考え続けているような気がします。
お金を稼ぐことももちろん大切。
その上で社会と繋がり続けること、自分がした仕事がどこにつながっているのか、役に立っているのかが私にとっては重要で、小さいきっかけでもいいので誰かの社会の役に立つような仕事をしたいと思っています。
②一つ一つの仕事に対して目標設定をして成果を振り返ること。
 仕事柄、モノを売っている訳ではないので、お客様ごとに仕事の成果をシビアに振り返るようにしています。性格かもしれませんが、目標設定や課題設定を自分でしておくことで仕事のスイッチが入るような気がします。

【仕事と家庭を両立する上で大切にしていること】
①「暴走しそうになったら自分の軸は「家族」だということに立ち戻ること」
②「出来るだけいつもゴキゲンな自分でいること」

①「仕事と家庭の両立」この言葉を自分ごととして捉えることが出来始めたのは、
子どもが産まれた3年前からです。パートナーと2人の大人だけの暮らしと子どもがいる暮らしは本当に180度変わりました。長年、仕事をしてきてこんなに大きな環境の変化は初めてです。仕事が大好きで、とことんやってしまう性格。今までそれでよかったけれど子どもが産まれたらそうはいきません。だからこそ自分に毎回、「家族が自分の根っこ」ということを言い聞かせています。

②余談ですが、今さら世の中のお母さんたちの偉大さに頭が下がるばかりです。
 40歳でお母さんになってみて感じたことは世の中や社会からの「お母さんなのに」圧がすごいこと。
母親だから〇〇して当たり前。
でも誰かの当たり前や普通は自分ではない他人がつくったもの。
自分の中での「ものさし」みたいなものをしっかり持てば、そんな圧に負けないかもしれない。だからこそ「自分の機嫌は自分でとる」「時には自分に甘く」を心がけています。
ステキな女性経営者さんの言葉をおかりすると、まさしく「ママがハッピーなら家族もハッピー」だと思うので。