林 由紀さん

[自己紹介]

しなやかに自分らしく
50代 看護師、キャリアコンサルタント、がんサバイバー

私は看護師ですが、現在は公益社団法人愛媛県看護協会のなかにある、愛媛県ナースセンターで、看護職の就業支援や働き方の相談、在宅看護支援業務を担当しています。

(看護職の資格をお持ちの方、就業・未就業関係なく無料でご相談できますので、ぜひ愛媛県ナースセンターをご利用ください。)

今に至るまで、専業主婦、パートタイマー、正規職員だったり、病院や訪問看護、学校など、ライフイベントとともに働き方や勤務先は変化してきましたが、看護師の資格でいろいろなお仕事を経験してきました。

子どもを通して出会った方、経験させていただいたことや趣味のフラ、キャリアコンサルタントなど、一見看護とは関係のないような出会いや繋がりが、自分の生き方や働き方に彩りや幅を与えてくれていると最近よく思います。

これからは子どもたちが自立し、より自分らしく生きる=働くことを考えながら、まずは定年(何歳になるのか?)、住宅ローン完済(まだまだ長い)を目指します。もちろんお楽しみも欲張りながら。

最近はがんサバイバーというキャリアがひとつ増えました。
何気ない日常が当たり前ではないことを、病気が自分事となって初めて実感しています。また、いろいろな場面で、看護職の魅力も再発見でき、がんは私にとってマイナスではなく、プラスだと思えるようになりました。

私は今看護職の支援をしていますが、いつかまた看護師として、患者さんやご家族とかかわる現場に戻りたいと思っています。
「誰かの自分らしい生き方」の実現のお手伝いがありたい自分、自分らしさなのかなとやっと気づきました。
いつどのような働き方になるかはわかりませんが、たくさんの繋がりやご縁でいただいた宝物を、微力でもお返ししていけたら幸いです。

これからは、がん患者さんの支援やがん教育のお手伝いもしたいと考えています。みなさんと出会えることを楽しみにしています。